プログラミングは誰にでもできる、、のか?
プログラミングを大学生に教えてて思ったこと書きます
「プログラミングは誰でもできる!」とか、「初心者でも大丈夫!」とかきいたことありませんか?
僕は以前、半年間ほどとあるオンラインプログラミングスクールで講師と運営の仕事を長期インターン的な感じでやっていたことがあります。
そこではいろんな人にプログラミングを教えたり、またそもそもプログラミングを知らない人に興味を持ってもらってスクールに入会させたりしていました。
そのスクールは個人的には安くて質も良い素晴らしいサービスだと思いました。僕自身受講生として勉強していたとき、満足できるアプリを開発することができました。
僕もこんな成功体験をいろんな人に届けたい!と思ってこのスクールの講師になったのです。そこで感じたことをここに書いてみました。
「プログラミングは皆やるべき」
業務の中には、スクールの入会数を増やすためのイベントや説明会の開催もありました。そこでは様々な人にプログラミングの重要性と可能性を話しました。
当時僕は、自分の経験を通してプログラミングは誰でもできると確信していたし、日本人全員が勉強するべきだと信じて、周りの友達も誘ったり情報を発信したりしていました。
プログラミングをやるべき理由
- これからの将来で予想される圧倒的需要
- 小・中・高で必修化されたことで、プログラミングができないと不利な時代が来る
- 文系・理系関係なく勉強できる
個人的に強く推してたのはこのあたりでしょうか。
まあこれは知っている人も多いし、これを聞いて入会してくれる人もたくさんいました。
「将来大事そうだから」「なんとなく、できるようになりたいから」「仕事に困らなさそうだから」という感じでいろんな人が入会してくれました。将来のために自己投資するのは本当に大切なことだと思います。
講師としてプログラミングを教えてみた
そしていざ、受講生たちにアプリ開発をすることをゴールにプログラミングを教えました。
すると、1~2か月とか途中で飽きちゃう人が思ったより多かったんですよね。
もちろん自分の教え方とか、環境面での要因もあったと思うんですけど。
3か月後の学習状況としては、あくまでも僕の感覚ですが
- 10%の人が完全に挫折
- 30%の人がアプリ開発はできなかったけど3か月完走
- 30%の人が唇を噛みしめながらとりあえずアプリ開発まではできた
- 30%の人が熱心にプログラミングを勉強してこだわったアプリを開発
という感じでしょうか。
ちなみに受講生は全員大学生です。だから社会人とかも対象になってくると変わってくると思いますが。
つまりプログラミングは誰でもできるけど適正はあるよねってだけのあたりまえの話
プログラミングは誰でもできるし、勉強すれば将来安泰だというのはなんとなく聞いたことがあったり、一般的な印象だと思います。
でもゲームとか楽器、スポーツとかと一緒で、確かに誰でもできるけど、楽しんでできる人が結局続くし、プロとしても活躍できる可能性があるんですよ…っていうのは、よく考えたら当たり前ですよね…。
この記事で言いたかったことは、プログラミングを勉強しようと思う人は、とりあえず最小限の投資で始めてみてくださいってことです。いきなりスクールとかに入らず、本とかネットだけでもできることはあります。
で、面白いと思えばどんどん続ければいいし、面白くなければ続ける必要は全くないですね。ITに関する最低限の知識があれば他の場面でも役に立つかも、くらいの程度です。
しかし何事もやってみなくては分かりません!最小限のお金でいろんな興味のあることに挑戦することも大切ですね!